平成19年7月28日
山岳会の山行のため事前に調査をします。なぜかと言うと安全のためです。
三沢=十和田=青森=弘前=西目屋村=今年の猛暑少雨で西目屋ダムの水位が下がり最悪状態になっていた。暗門の滝から白神山地へ。天狗峠に到着したがあいにくの雨、渇水の西目屋ダムにとっては恵みの雨だろうが私たちには最悪の事態である。
事前調査は後日とはならず気合を入れて雨具を着て出発。しかし登山道は手入れが入らず笹が密集したところがある。(後日9月15日の山行の時は整備されてきれいに刈り払われていたそうです)。
雨が絶え間なくブナの梢に降ります、水滴は葉から小枝に伝って太い幹へそしてシャワーのように根元に流れ伝っていました。幹に手を触れると伝い流れていた雨水が自分の身体の方へ噴出してくる。登山道わきの木々なかには噴水のように真横に噴出しているものもある。二本の大きなブナ木の間がシャワーカーテンになっていた。雨の中のブナ林は楽しい水芸の世界です。そしてしたたかに濡れたところで急登りが待っている。
雨具も濡れて重くなった体をがんばって山頂へ到着。「天狗岳」、早々に二等三角点の写真を撮って下る。コア核心部への尾根分岐付近が比較的広くなっているので、ここで昼飯を立ちながら食べる。
晴れない雨はないと、帰りは小雨となった道を急ぐ。天狗峠、暗門の滝、西目屋村、大鰐スキー場キャンプ場、
今日はバンガロー2棟を予約していた。一人500円とリーズナブルで嬉しいです。夕食の支度をしたら大鰐温泉の共同風呂「大湯会館」に行く。ここも安く150円で入れる。地元の老人が風呂を自慢し湯加減の調整をしてくれたが、熱くて身体が真っ赤になってしまった。下北で釣り上げた水蛸の刺身を肴にキリッと冷えたビールがとても美味しいコラブレーションである。女バンガローと男バンガローに別れて雨降りの山登りだったが満足して眠りについた。
29日
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