福島県の一等三角点探索
      【日程】平成19年11月21日〜23日(キャンプ)


2007年11月21日(水)

 鎌倉時代の古戦場、厚樫山(阿津賀志山)へ、
 
国道4号線を国見町へ厚樫山を回りこんだところで石母田集落に入る。道端に「義経の腰掛松」があった。

「義経の腰掛松」から鉄道と高速道のトンネルを潜って厚樫山の案内(奥の細道自然歩道)がある林道阿津賀志線に入る。


林道阿津賀志線の峠部分から支線へ行くと駐車場がある。2〜3分で山頂展望台に着く。源氏と藤原氏の古戦場で歴史ある山である。山城の防衛のため大規模な土塁を構築した案内標識がある。のため大規模な土塁を構築した案内標識がある。
 【厚樫山(点名 大木戸)】,あつかしやま,289.40m,三等三角点

 【厚樫山(点名 大木戸)】,あつかしやま,289.40m,三等三角点 
展望台から福島平野が一望できる。あの阿武隈川まで防塁を築いたのか、しかも人力でだ。昔の人たちは偉い 

飛鳥時代の小手姫の伝説、女神山へ
 国道114号の一貫森から七ツ森林道に入って古屋場集落に女神山登山口があった。机平口は伐採作業で登山禁止になっていたが無視してここから登ることにした。
登山口から直ぐに視界が広がる、山全体が伐採されてハゲ山になっている。裸にされた女神だ。酷いことをする。トイレのある尾根分岐(見返り峠)まで雑木林が伐採されていた。

トイレのある尾根分岐(見返り峠)まで雑木林が伐採されていた。そこから本来の登山道があった

【女神山】,めがみやま,599.42m,一等三角点
女神山の一等三角点にタッチして満足の私です
【女神山】,めがみやま,599.42m,一等三角点
御神体の大岩とビニールパイプの中をのぞくと山名が解るユニークなものがある。下りは南東方向の堀切口への道を下り林道を戻る。途中に展望台があった

UFOの基地、千貫森へ

 飯野町の千貫森公園に移動。UFO物産館に駐車して公園の東屋でコンビニ弁当で昼飯にする。UFOふれあい館脇が登山口、宇宙人の像が案内する。

 【千貫森】,せんがんもり,462.28m,三等三角点
 
山頂にUFOのかたちの展望台がある。
 【千貫森】,せんがんもり,462.28m,三等三角点, 山頂にUFOのかたちの展望台がある。コンタクトデッキだから両手を上げて念じるとUFOが飛んでくるのかな。さっき登った女神山がすぐ隣に見える。
 900年の伝統「木幡の幡祭り」 木幡山へ
 国道349号線川俣町不動坂トンネルの手前から右の山道に入る。くねくねした林道桜畑木幡線を行くと陰津島神社の鳥居に着く。階段を登ると樹齢800年の「木幡の大杉」がある。その先の三重塔は工事中だ。本殿で参拝して西端の階段から尾根へと続く道を行くと経塚に着いた。経塚の先は行き止まりだ。まっすぐ行くと良いみたいだか雪が降ってきて天候が急変してきた。残念ながらここで引き返す。【木幡山(点名 大綱木)】
 大雪のキャンプ場に行ってみたら
 不動坂トンネルの反対側の口太山の登山口にある夏無沼キャンプ場へ行くが、南の福島で雪が降る。だんだんと積もってくる。とてもキャンプできる状態でない。バンガロー施設のあるところへ電話してみた。常葉町の「101オートキャンプ場」と連絡がとれてログハウス風バンガローを借りることができた。着いたところは私設のキャンプ場、バンガローは一棟だけ。狭いけどマァ我慢しよう。

 11月22日(木)
 異常気象なのか福島は寒いところだ、10cmも積もってないので予定通り大滝根山へ
 石油臭い石油ファンヒーターだがバンガロー内部は暖かかった。外は薄っすらと雪が積もった。折角ここまで来たので登山口まで行ってみることにする。登山口の観光温泉ホテル(大越健康ランド)は倒産したようだ。寂しいところです。雪は薄っすらと積もっただけなので予定通りに登ります。

廃車の大型バスと魚のいない養魚場の真中に作業道のような登山道が杉林の中へ続く。→賽の河原から沢沿いの道だが積雪ではっきりしない→御沢子育地蔵尊からは沢から外れて鎖場の登り、鎖が凍結して手袋がくっ付く。木の根をつかみ一気に登る。
雪は止んだがガスで視界は50mぐらいだ。レーダー基地のブーンと音が聞こえてきた。大嶽根山峯霊神社(霧島神社)に着く。
左から周り込んで基地フェンスの中を見ると30m先に一等三角点がある。
 【大滝根山】,1192.45m,一等三角点,
一等三角点にはタッチできないが望遠で写した。

 【大滝根山】,1192.45m,一等三角点,
 
青森から出発前に自衛隊レーダー基地に入所許可を電話連絡したが、事前に書類(申請書類は以前取り寄せてある)を郵送し手続きをしなければならないと断られた。

梵天岩方向に行ったがガスで見えないので早々に下山する。日山権現を回って下るが登山道はアイスバンで滑る、慎重に木枝に摑まりながら下る。

 富士山が見える一等三角点、羽山へ
 
東和町の道の駅手前の交差点を左へ林道を登る。積雪が多くなる。斜めに登る交差点に駐車して歩きだす。

作業道のように急な林道を登って行くと北側からの道と合流して広場に着く。鳥居を潜って階段を登ると広い尾根に出る。

階段を登ると広い尾根に出る。風が強いがガスが晴れて展望が良い。安達太良山と吾妻連峰が見える。さすがに富士山は見えない。
 【羽山】,896.92m,
 【羽山】,896.92m,一等三角点
 
この三角点も古い写真でこれで新しくなる。   
玉美

寒くてキャンプはだめだ、民宿に泊まる

 道の駅でもらったガイドマップで今夜の宿を探す。市内には民宿が無い。岳温泉の「玉美」と連絡が取れた。宿が決まったので二本松市のお城「霞ケ城」を見学。「菊人形会場」の駐車場から立派な日本庭園「霞池」と樹齢350年の「傘松」、二本松少年隊の群像、本丸跡の石垣に登ると高いところにあるので市内を全望できる。三角点は本丸への通路にあった。【点名 本丸】,ほんまる,334.39m,福島県二本松市郭内四丁目,三等三角点,コード56403314,岳温泉に移動、旅人館「玉美」、一泊二食\6000、電話0243-24-2513、温泉街なのに温泉権利が無く沸かし湯だが冷えた体には良い。大根おろしの「雪鍋」をお代わりした。
11月23日(金)
 福島市のシンボル、信夫山へ
   昨日の雪は市内には無いが低山でもやはり山で上部は雪景色です。私たちは車で移動して信夫三山を縦走した。月山駐車場から参道を2〜3分で湯殿山神社に着く。西側へ下り烏ケ崎展望台で市内を一望。新幹線が足下のトンネルを潜って行く
【点名 烏ヶ崎】,267.29m,四等三角点 
 
【点名 薬王寺】,216.39m,四等三角点
【信夫山】,268.12m,二等三角点,
三山登って青森へ帰ることにする

   
      2007年11月21日(水)深夜
   
【安全運転で行こう、深夜早朝の移動、青森から福島市へ】
 三沢、深夜出発し東北道を南下、菅生PAで朝食を食べて蔵王ICで降る。
 鎌倉時代の古戦場、厚樫山(阿津賀志山)へ、
国道4号線を国見町へ厚樫山を回りこんだところで石母田集落に入る。道端に「義経の腰掛松」があった。鉄道と高速道のトンネルを潜って厚樫山の案内(奥の細道自然歩道)がある林道に入る。林道阿津賀志線の峠部分から支線へ行くと駐車場がある。2〜3分で山頂展望台に着く。源氏と藤原氏の古戦場で歴史ある山である。山城の防衛のため大規模な土塁を構築した案内標識がある。
 【厚樫山(点名 大木戸)】,あつかしやま,289.40m,三等三角点 展望台から福島平野が一望できる。あの阿武隈川まで防塁を築いたのか、しかも人力でだ。昔の人たちは偉い 
 飛鳥時代の小手姫の伝説、女神山へ
 国道114号の一貫森から七ツ森林道に入って古屋場集落に女神山登山口があった。机平口は伐採作業で登山禁止になっていたが無視してここから登ることにした。山全体が伐採されてハゲ山になっている。裸にされた女神だ。酷いことをする。トイレのある尾根分岐(見返り峠)まで雑木林が伐採されていた。
 【女神山】,めがみやま,599.42m,一等三角点,御神体の大岩とビニールパイプの中をのぞくと山名が解るユニークなものがある。下りは南東方向の堀切口への道を下り林道を戻る。途中に展望台があった
 UFOの基地、千貫森へ
 飯野町の千貫森公園に移動。UFO物産館に駐車して公園の東屋でコンビニ弁当で昼飯にする。UFOふれあい館脇が登山口、ジグザグの登山道はカーブのところなどに宇宙人の像がある。
 【千貫森】,せんがんもり,462.28m,三等三角点, 山頂にUFOのかたちの展望台がある。コンタクトデッキだから両手を上げて念じるとUFOが飛んでくるのかな。さっき登った女神山がすぐ隣に見える。
 900年の伝統「木幡の幡祭り」 木幡山へ
 国道349号線川俣町不動坂トンネルの手前から右の山道に入る。くねくねした林道桜畑木幡線を行くと陰津島神社の鳥居に着く。階段を登ると樹齢800年の「木幡の大杉」がある。その先の三重塔は工事中だ。本殿で参拝して西端の階段から尾根へと続く道を行くと経塚に着いた。経塚の先は行き止まりだ。まっすぐ行くと良いみたいだか雪が降ってきて天候が急変してきた。残念ながらここで引き返す。【木幡山(点名 大綱木)】
 大雪のキャンプ場に行ってみたら
 不動坂トンネルの反対側の口太山の登山口にある夏無沼キャンプ場へ行くが、南の福島で雪が降る。だんだんと積もってくる。とてもキャンプできる状態でない。バンガロー施設のあるところへ電話してみた。常葉町の「101オートキャンプ場」と連絡がとれてログハウス風バンガローを借りることができた。
 着いたところは私設のキャンプ場、バンガローは一棟だけ。狭いけどマァ我慢しよう。

   11月22日(木)
 異常気象なのか福島は寒いところだ、10cmも積もってないので予定通り大滝根山へ
 石油臭い石油ファンヒーターだがバンガロー内部は暖かかった。外は薄っすらと雪が積もった。折角ここまで来たので登山口まで行ってみることにする。登山口の観光温泉ホテル(大越健康ランド)は倒産したようだ。寂しいところです。雪は薄っすらと積もっただけなので予定通りに登ります。立派な建物も廃墟になっている。この前に駐車して登ります。廃車の大型バスと魚のいない養魚場の真中に作業道のような登山道が杉林の中へ続く。→賽の河原から沢沿いの道だが積雪ではっきりしない→御沢子育地蔵尊からは沢から外れて鎖場の登り、鎖が凍結して手袋がくっ付く。木の根をつかみ一気に登る。雪は止んだがガスで視界は50mぐらいだ。レーダー基地のブーンと音が聞こえてきた。大嶽根山峯霊神社(霧島神社)に着く。左から周り込んで基地フェンスの中を見ると30m先に一等三角点がある。
 【大滝根山】,1192.45m,一等三角点, 青森から出発前に自衛隊レーダー基地に入所許可を電話連絡したが、事前に書類(申請書類は以前取り寄せてある)を郵送し手続きをしなければならないと断れた。一等三角点にはタッチできないが望遠で写した。梵天岩方向に行ったがガスで見えないので早々に下山する。日山権現を回って下るが登山道はアイスバンで滑る、慎重に木枝に摑まりながら下る。ここで下界が見えた。晴れている。    
 富士山が見える一等三角点、羽山へ
 
東和町の道の駅手前の交差点を左へ林道を登る。積雪が多くなる。斜めに登る交差点に駐車して歩きだす。作業道のように急な林道を登って行くと北側からの道と合流して広場に着く。鳥居を潜って階段を登ると広い尾根に出る。風が強いがガスが晴れて展望が良い。安達太良山と吾妻連峰が見える。さすがに富士山は見えない。
 【羽山】,896.92m,一等三角点 この三角点も古い写真でこれで新しくなる。   
 寒くてキャンプはだめだ、民宿をさがしてから二本松城へ
 道の駅でもらったガイドマップで今夜の宿を探す。市内には民宿が無い。岳温泉の「玉美」と連絡が取れた。宿が決まったので二本松市のお城「霞ケ城」を見学。「菊人形会場」の駐車場から立派な日本庭園「霞池」と樹齢350年の「傘松」、二本松少年隊の群像、本丸跡の石垣に登ると高いところにあるので市内を全望できる。三角点は本丸への通路にあった。【点名 本丸】,ほんまる,334.39m,福島県二本松市郭内四丁目,三等三角点,コード56403314,岳温泉に移動、旅人館「玉美」、一泊二食\6000、電話0243-24-2513、温泉街なのに温泉権利が無く沸かし湯だが冷えた体には良い。大根おろしの「雪鍋」をお代わりした。
   11月23日(金)
 福島市のシンボル、信夫山へ
   信夫山は西側の羽山(別名 湯殿山、点名 烏ヶ崎、四等三角点)、中央部の羽黒山(別名 谷山、点名 薬王寺、四等三角点)、東側の熊野山(別名 金華山、点名 信夫山、二等三角点)の三山(信夫三山)の総称です、福島市の都会の真ん中に島のように見える山で公園として整備されていて市民の憩いの場所である。西端の烏ケ崎から北東へと縦走散策すると面白いでしょう。
 昨日の雪は市内には無いが低山でもやはり山で上部は雪景色です。私たちは車で移動して信夫三山を縦走した。月山駐車場から参道を2〜3分で湯殿山神社に着く。西側へ下り烏ケ崎展望台で市内を一望。新幹線が足下のトンネルを潜って行く。三角点は展望台と神社との中間にある。
【点名 烏ヶ崎】,267.29m,四等三角点 
 
移動して薬王寺手前に駐車しNTTアンテナの階段を登ってヤブの雑木林の中を探すと
【点名 薬王寺】,216.39m,四等三角点がある。
 一周道路を北側へ通信施設のゲートがある。道路脇に駐車しゲートの中を歩く。通信施設は取り壊しの工事中だった。
【信夫山】,268.12m,二等三角点,
 施設の柵も壊れていたので中に入って写真を撮る。三山登って青森へ帰ることにする。
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【メンバー】種昇・小稔・小幸・鈴勝・鈴光・上親・男4名・女3名・計7名      
【厚樫山(点名 大木戸)】,あつかしやま,289.40m,福島県伊達郡国見町大字大木戸字阿津加志山,三等三角点,コード56406465,緯度 37°53′39.3225  経度 140°33′57.1332,現況正常 19980619,福島−桑折,
【女神山】,めがみやま,599.42m,福島県伊達市大字上手渡字女神山1,一等三角点,コード56404445,緯度 37°42′30.983  経度 140°34′01.7958,現況正常 20050819,福島−保原,
【千貫森】,せんがいもり,462.28m,福島県伊達郡飯野町大字青木字小手神森,三等三角点,コード56404423,緯度 37°41′22.7426  経度 140°32′07.6408,現況正常 20031010,福島−保原,
【木幡山(点名 大綱木)】,きはたやま,666.25m,福島県伊達郡川俣町大字大綱木字陣具形山,二等三角点,コード56403446,緯度 37°37′33.748  経度 140°34′49.2185,現況正常 20040312,福島−川俣,
【大滝根山】,おおたきねやま,1192.45m,福島県田村市大字早稲川字早稲川1,一等三角点,コード 56400526,緯度 37°21′17.6489  経度 140°42′05.906,現況正常 20040823,福島−常葉,
【羽山】,はやま,896.92m,福島県二本松市大字戸沢字北羽山,一等三角点,コード56402570,緯度 37°33′46.0199  経度 140°37′26.5165,現況正常 20040312,福島−川俣先
【点名 本丸】,ほんまる,334.39m,福島県二本松市郭内四丁目,三等三角点,コード56403314,緯度 37°35′57.5152  経度 140°25′40.3767,現況正常 20040312,福島−二本松,
【信夫山】,しのぶやま,268.12m,福島県福島市御山字熊野山,二等三角点,コード56405328,緯度 37°46′33.3826  経度 140°28′27.6684,現況正常 20050819,福島−福島  ,
【点名 烏ヶ崎】,からすがさき,267.29m,福島県福島市御山字湯殿山,四等三角点,コード56405327,緯度 37°46′14.934  経度 140°27′38.1816,現況正常 20040820,福島−福島,
【点名 薬王寺】,やくおうじ,216.39m,福島県福島市御山字羽黒山,四等三角点,コード56405327,緯度 37°46′11.0593  経度 140°28′01.2531,現況正常 20040820,福島−福島,
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【大笠山】,おおがさやま,1212.23m,山形県米沢市天元台,三等三角点,コード56405131,緯度 37°47′07.2649  経度 140°08′18.0147,現況報告なし,福島−吾妻山,
【中大顛(点名 北吾妻) 】,なかだいてん,1963.59m,山形県米沢市天元台,三等三角点,コード 56404191,緯度 37°45′09.8999  経度 140°08′45.4908,現況報告なし,福島−吾妻山 
【太郎坊山(点名 七曲)】,たろうぼうやま,551.14m,福島県伊達市大字下手渡字七曲,三等三角点,コード 56404540,緯度 37°42′27.3035  経度 140°37′36.6405,現況正常 20040312,福島−保原,
【長寿山(点名 茂庭)】,ちょうじゅさん,565.76m,福島県伊達郡川俣町小島字三又沢山,四等三角点,コード 56404530,緯度 37°41′45.2964  経度 140°38′02.4959,現況正常 20000724,福島−保原,

  
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