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九州の山行報告 平成21年10月11日〜20日 |
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3日目、10月13日(火)いざ九州の山へ阿蘇山(高岳)と烏帽子岳一等三角点に登る。 内牧温泉から仙酔峡道路を山腹に白く見える佛舎利塔を目指して登る。仙酔峡ロープウェイ施設は古いが広い駐車場がある。運行休中なので左仙酔峡尾根を登り噴火口を経由して下る。頂上部に雲が懸かっている。 |
鷲見平964mは一面にミシマキリシマの群生地。秋なのに狂い咲きしていた。思いかけずの花見登山になる。仙酔峡尾根は岩に紫色の吹き付けをしたような溶岩を登る。長く急な登り。足場はしっかりして危険なところは無い。 | ||||
大鍋火口壁まで長く急な登り。足場はしっかりして危険なところは無い。ロープ取り付けた溶岩を越えると尾根分岐は近い。 | 天気良く雲も取れて展望良好、尾根分岐から天狗の舞台1564mの近くまで行って鷲ケ峰の展望を楽しむ。山頂台地は一面にミシマキリシマの群生地です。 | ||||
尾根分岐に戻り西に向かうと阿蘇山(高岳)です | 360度の展望を楽しめる高岳 阿蘇山(高岳),1592.26m,熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松,三等三角点,百名山 |
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高岳1592.4mから西へ中岳1506m、阿蘇山噴火口から白い噴煙が上がっている。荒々しい中岳北斜面を下り火口展望所へ | 火口展望所から反対側の火口展望所には観光バスや自家用車が一杯見える。向こうの山が烏帽子岳だ。噴煙が上がる火口展望所は風でこちら側に流れて危険なので早々に下る。ところどころに避難用トーチカがある。 | ||||
草千里ヶ浜の手前の駐車場へ。登山道の案内はないが草千里ヶ浜に沿った遊歩道を行くと山頂への道標があった。馬の足跡や馬糞があるので足元注意です。直登の一本道です。 | 烏帽子岳1337m一等三角点360度の展望を楽しめる山頂である。噴煙上がる阿蘇山、バスが止まる観光地が見えます。北側の尾根道は未整備で夏草が茂っているので周回を諦めてもとの道を戻る。 | ||||
草千里ヶ浜の遊歩道から見える烏帽子岳1337m一等三角点 | ホテルに帰るにはまだ早いので大観望方向に行ってみよう。阿蘇外輪山に上り周回道路阿蘇スカイラインを西へ草地畜産研究所牧場から舗装林道を行く。峠の広場に駐車し車道脇にある草茂る作業道を登る。赤布がいっぱいついている。 | ||||
尾ノ岳,1041m,一等三角点、草の荒地のような山頂で三角点以外なにもない。 | 大観望(遠見ケ鼻),935.91m,二等三角点,、 売店駐車場から展望台公園まで5分17:00に売店は閉店する。世界最大のカルデラだ、阿蘇五岳と外輪山その中の町並と他で見えない景色です |
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4日目、10月14日(水)九重山(久住山)に登ってから高千穂峡に移動。 「五岳ホテル」から大観望やまなみハイウェイを北へ=牧ノ戸峠1333m整備された駐車場でトイレ売店がある。舗装された遊歩道。残念低い雲が架かって小雨が降ってきた。 |
東屋で雨具を着ける。沓掛山1503m視界10m以下で黙々と歩く。扇ヶ鼻分岐1610mから平坦な散策道の西千里ガ浜、避難小屋、久住分れ1640m手前の避難小屋で休憩オヤツタイム。ガスに包まれたガレ場り道を再び歩み出す。久住山(九重山)1787mまったく視界がない。 | ||||
久住山(九重山)1787mまったく視界がない。諦めて下山したら晴れてきた。中岳の分岐で振り返ると山頂が見える。 | 久住分れで完全に晴れた。避難小屋では三角錐ピラミッタルな山頂が現れた。 | ||||
岩ゴロゴロした星生崎から振り返ると眼下に避難小屋と中岳が見える | 広々とした西千里ケ浜から扇ヶ鼻分岐へ、小学校の学校登山250名とすれ違う。登りとまったく違い振り返りながら星生山などの景色を楽しんで歩く | ||||
沓掛山から三俣山と星生山と山並みが続く。 | 高千穂峡を観光、高千穂神社に参拝して宿に帰る。 | ||||
5日目、10月15日(木)祖母山に登ってからえびの市に移動。 民宿「おがたま」、朝食に感激しました。献立は高千穂峡の玉垂れの滝の湧き水を使用し10種の料理が大きな笊の中に並んだ、今まで見たときも無い手の込んだ料理でした。 |
半分舗装で狭い砂利道はデコボコでやや悪路で長い林道=ようやく到着した北谷登山口は駐車場広くトイレ有りで沢水利用の水栓ありと整備されている。健脚向きと書かれた風穴コースを登る。林道を進み右手沢を越えて杉林の矢竹笹茂る道を行く。沢沿いになるときつくなる。 | ||||
展望の無い笹の中の道を木の根を掴んでよじ登る。アルミハシゴの架かった風穴が一番きつい。 | 展望岩は左脇を抜ける。2度目のアルミハシゴを登ると右手に岩場の展望所がある。ここから林道が見える。さらに笹の中を登る。 | ||||
祖母山1,756m展望の良い山頂。一等三角点面取りしていて下部が球面になっている。神武天皇の祖母「豊玉姫」を祀ったのでこの名になったと書かれていた。 | 登山者は男性3人グループと男1人に女3人のグループがいた。傾山、大崩山と確認、九折から縦走して傾山へ行くことが出来ると教えてもらった。 | ||||
帰りは千間平コースを下る。9合目小屋との分岐ははっきりしないので国観峠に下って昼食にする。振り返って見るとだらっとした山容ですな。 | こっちの道も矢竹の茂る道だが整備されて道幅を広い一般向きのです。何合目かの標識もある。三県境〜千間平五合目、金属の四等三角点から阿蘇山の根子岳が見える。 | ||||
6日目、10月16日(金)霧島山(韓国岳)と高千穂峰に登って同じ旅館に泊まる。 えびの高原駐車場は通過して上の硫黄山登山口前のスペースに駐車。観光化して整備された道で何合目かの標示もあるがガレていて歩き難い。背後にえびの高原や火口湖が点々と見渡せるパノラマが広がる。 |
九合目、大浪池と高千穂峰まで続く山並が見えてきた | ||||
韓国岳1700m一等三角点、山頂は巨大な噴火口溶岩の上です。足下はえぐれて火口に落ちている。優美な山容を見せる高千穂峰に続く獅子戸岳、新燃岳、中岳は月の大地のような荒涼した景観である。 | 韓国岳1700m一等三角点、山頂は巨大な噴火口溶岩の上です。足下はえぐれて火口に落ちている。 | ||||
群青色の水をたたえは神秘の大浪池の遥か向こうの噴煙は桜島だろう。 | 優美な山容を見せる高千穂峰に続く獅子戸岳、新燃岳、中岳は月の大地のような荒涼した景観である。帰りに硫黄山分岐で中学校の学校登山と擦れ違う。駐車場で今度は小学生達が登って行く。けてきた。下る12 | ||||
高千穂河原に移動し、昼食は山頂で食べれるだろうと直ぐ出発する。先に登っている団体が見えるまた又学校登山と一緒になる。 | 御鉢、ここで団体の最後尾に追いつく。同行ガイドが砂場なので汚れ防止に着けたスパッツを暑いだろうと注文をつける。こちらの勝手なことだ。いや九州の人は知らないのだろう。〜12:13背門の丘〜12:38高千穂峰1574m、山頂は中学生でいっぱい、天の逆鉾と二等三角点を確認し学生団体より早く下るため早口で昼飯を腹に入れる。避難小屋内部を確認していたら私らに興味があるのかガイドが近づいてきて話か | ||||
背門の丘からの高千穂峰 | 振り返ると巨大なクレーターの御鉢 | ||||
高千穂峰,1573.36m,二等三角点,2百名山 山頂は中学生でいっぱい |
天の逆鉾と二等三角点を確認し学生団体より早く下るため早口で昼飯を腹に入れる。 | ||||
霧島神宮によって観光散策、「さざれ石」君が夜に詠われている石だ。細かい石が凝結した不思議な岩だ。 | えびの市に戻るに霧島道路を東へ都城市の一等三角点を探索する。都城市上水流町の畑の入り口に駐車し作業道を歩くが暗い杉林の山腹を回り込む感じで上に登る道が見えない。道が曲がったところから杉林を直登する。まったく踏み跡が無い。徳岡山,221m,宮崎県高崎町,一等三角点,暗い杉林の中で寂しい三角点です。少しは明るくと付近の草を刈り取る。 | ||||
7日目、10月17日(土)、えびの市から米子市へ 開門橋サービスエリアで関門海峡を眺め九州にお別れ。また来るぞー |
米子市に予定通りに到着した。事前連絡の山仲間菊さんと標石探索に行く。菊さんは岩手の藪山を歩いた仲だが会社で信頼があるのか名古屋に転勤になりこの度米子に移っていた。米子中央インタで合流。安来市安田関の長台寺に案内板がある。はっきりした登山道が山頂まである。 | ||||
長台寺に案内板がある。はっきりした登山道が山頂まである。 新山要害山281.23m一等三角点 山頂案内板と展望が良いが夏草が茂って整備に手がまわらないようです。 |
夕方のラッシュタイム渋滞で遅くなりすっかり暗くなった。=旅館「さつま」鳥取県米子市米原9-5-37電話0859-34-5522,\5,040、安価なビジネス旅館です。菊さんも一緒に酒を飲むことにする。スポーツ家族が同席で騒がしかった。 | ||||
8日目、10月18日(日)大山1711m鳥取県大山町と一等三角点、朝日山、 米子市から眺めると秀麗な裾野を引く伯き富士と呼ばれるが今朝は山頂部が雲に隠れている。運良く空いていた無料の下山駐車場から登る、夏道登山口から阿弥陀堂の石段から整備された登山道で丸木で土留めして階段道が続く。六合目避難小屋、 |
大山(弥山)1709m、 ガスの中で山頂碑だけしか見えず。山頂部は崩壊が進んでいるので三等三角点までは立入り禁止になっていた。もちろん最高峰の剣ケ峰には行けない。 16:00境港市を経 |
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ダイセンキャラボクに囲まれた保護木道は山頂周回コースになっている | 展望を諦めて下ると八合目付近で晴れてきた。米子や日本海も見える。人気の山です次から次へと人が登ってくる。始めは譲っていたが狭いところでは渋滞となってしますので少し強行に下るが人の波は限りなく続く。 | ||||
六合目避難小屋を過ぎると空いてきた。北壁のユートピア小屋が見える。 | 米子インターから松江市宍道湖、朝日寺入り口、ジグザグに寺の参道を登る。 | ||||
朝日寺から右へさらに登ると本点がある。 朝日山,341.75m,宍道湖と日本海が展望できる山頂です。なぜか沢山の若者がいて私らが一等三角点を写しているのを不思議そうに見ていた。 |
東側に天測点がある。さて北の日本海側の山に子午線標があるはずだ。探索に向かう。由して | ||||
鹿島町恵雲町の港手前から山道へ溜池に駐車。舗装林道から藪に入って一面を探すが見つからない。再度手前から探したらに以外と近くにあった。一時間ちかく費やした。朝日山子午線,鳥取県松江市鹿島町佐太字武代,子午線標, | 9日目、10月19日(月)鳥取県の一等三角点、仏ケ仙(半甲山)743.48m、名古屋へ移動 米子自動車道の蒜山インターから八束村西原、犬挟トンネル脇の舗装林道を八束村と中和村の境界の峠へ。峠手前のカーブに駐車する。峠左手に登山口、杉林の直線急坂を登る |
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仏ケ仙(半甲山)743.48m一等三角点 三冠王の山として有名である。日本中央分水嶺の線上に聳え、一等三角点を頂上に置きかつ都道府県境に位置する山が三冠王の山である。この条件に当てはまる山は全国(本州)で8座のみと有る。しかし山頂表示板には全国13箇所の三冠王と書かれている。 |
帰りに振り返ると仏ケ仙(半甲山)が見えました。これで今回の予定を完了しました。湯原インタから名古屋港フェリターミナルに移動しフェリーで明日の夜仙台に到着。→東北道で我が家に無事到着ご苦労さん | ||||
たね |
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